PER(株価収益率)とは?株を割安か分析する!

PER計算式 ファンダメンタルズ分析

PER(株価収益率)とは?

PERの意味

PERの計算式

PER = 株価 ÷ EPS(一株あたり純利益)

PER計算式

PERの見方

PERは、株価が決算書などに出てくる純利益に比べて割安か割高かを示す指標です。
PERは、8倍であるとか10倍、12倍といった数値で表されます。

また、PERは投資の回収期間を示すと言われており、10倍であれば10年で回収できるという意味になります。

PERの使い方

PERの特徴

  • 日本株がアメリカ株に対して、低PER傾向にあると見直し買いが入るターンがある。
  • 一時的な利益の増減で、急激にPERが高くなったり低くなる。

PERの特徴は、主に上の2点かと思います。

まず、日本株がアメリカ株に対して低PER傾向にあると見直し買いが入るという話です。
これは相場の流れを作っている外国人投資家がよく使う戦略です。

また、PERは純利益に対して高まったり低くなったりする指標です。
そのため、純利益が一時的に急増したり急減するとPERも急変動します。

来期以降の業績が、回復してくるのか悪化してくるのかを分析することが肝要です。

もし、一時的な悪化であれば絶好の買い場かも知れませんし、
継続的に悪化していくのであれば様子見が正解になる場合かも知れません。

低PER銘柄への投資で陥りやすいミス

低PER銘柄を対象にした投資であるあるのミスにはなりますが・・・
下落相場でも低PERなら落ちない(すぐに反転上昇するはずだ)と思い込む人がいます。

低PERでも株価がとことん下落をし続ける、しかも損切りが遅れた!
こんな場合があるのです。

なぜ低PER投資をして株価下落に巻き込まれるのか?

  • 低PERになるまで株価が調整されたが、割安さより業績に回復の見込みがなくなった。
  • 低PERになるまで株価が調整されたが、注目もされなくなった。

低PER投資で損失を出す本質的原因

  • 低PER以外にも株価変動要因があることを忘れている。
  • 低PERよりも悪い要因があることに気付かない。

これは、つまりバイアスがかかっている状態です。

低PBR銘柄への投資で失敗しないためには?

他の投資指標を組み合わせることで投資対象を厳格化する!
これが基本です。
投資指標の組み合わせで条件を増やせば、スクリーニングをしても候補銘柄が減ります。

株式投資のおすすめ本

株式投資の失敗経験を持つ多くの人は、知識不足が原因です。

そのため、株式投資は初心者から経験者まで知識のアップデートを常にしなければいけません。

当ブログでは、短期売買から長期投資、テクニカル派もファンダメンタル派も勉強できるようにおすすめ本を紹介しています。

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