【テクニカル分析】FOMC明けの日本株、円高に耐えられるか?2020年9月18日

テクニカル分析2020年9月18日 テクニカル分析

株価をテクニカル分析

日経平均株価(日足)

日経平均株価のローソク足とストキャスティクス

日経平均株価のボリンジャーバンドとMACD

ローソク足

高値圏から陰線を引き始めた(?)ところ。
ローソク足の形だけから読み取るのは難しい感じです。

2万3500円近辺が抵抗しているようには見えます。

移動平均線

上から5日移動平均線・25日移動平均線・75日移動平均線の形です。
典型的な上昇相場に現れる順番です。
すべて共通して言えますが、これまで上昇トレンドでしたが、直近は横ばいに入り始めました。

ローソク足は、5日移動平均線を終値で割り込みました。
25日移動平均線・75日移動平均線は、まだ割り込んでいません。
ローソク足直下の25日移動平均線がサポートにならず、
あっさり割り込んでしまうことは想定しておきたいところです。

ストキャスティクス(スロー)

上から下に%DがSLOW%Dをデッドクロスしました。

ボリンジャーバンド

幅は狭く、一定の幅です。
幅自体が狭いためにレンジ相場を想定して買いたい局面ではありません。

下記に記載している円高傾向もありますので、トレンド発生を待ちたいところです。
トレンド発生があれば少し空売りも検討したいところです。

MACD

0ラインより上で推移しています。
MACDラインとシグナルラインが接近しているので、乖離が小さいです。
そのため、MACDだけを見るとダマシに合いやすそうです。

テクニカル分析に役立つ本


テクニカル分析に役立つ本

テクニカル分析のおすすめ本をまとめました。

ドル円(日足)

ドル円のローソク足とストキャスティクスとMACDとボリンジャーバンド

ローソク足

4営業日連続の陰線を引きました。
106円近辺から円高ドル安方向に動きました。
陰線4営業日目には、上下にヒゲを発生させ小休止しているように見えます。

移動平均線

上から75日移動平均線・25日移動平均線・5日移動平均線の形です。
典型的な下落トレンドにある順番になります。

4営業日連続の陰線前からですが、
5日移動平均線は25日移動平均線を上から下にデッドクロスしていました。

ストキャスティクス(スロー)

%Dは9.6~9.8近辺。
%SDは12.6近辺。
4営業日連続の陰線があったので、すでに落ちています。

ボリンジャーバンド

円高ドル安によりエクスパンション(拡張)してきました。
ボリンジャーバンドを見る限りだと・・・
ドル円は、円高ドル安トレンドに入った可能性があります。

MACD

デッドクロスし、その後は円高ドル安に連れてMACDラインがシグナルラインから乖離しています。
反転してきたら乖離幅を縮めてくるので注目したいです。
しかし、そう簡単に反転してくるようには、今なぜか思えません。

FOMC「少なくとも3年間の政策金利ゼロを維持」

米連邦公開市場委員会(FOMC)は15、16両日に開催した定例会合で、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標レンジを0-0.25%で据え置くことを決定した。また新型コロナウイルス感染のパンデミック(世界的大流行)からの米経済回復を支援するため、少なくとも2023年いっぱいはゼロ付近の金利を維持することを示唆した。

会合後に発表した声明でFOMCは、期間平均で2%のインフレ率を達成し、中長期的なインフレ期待が2%でしっかりとどまり続けるまで、「緩和的な金融政策スタンスを維持する方針だ」と表明した。

ブルームバーグ「FOMC、少なくとも3年間は政策金利をゼロ付近で維持と示唆」(一部引用)

これまで米国の金融政策は、金利の引き上げでインフレが加速し過ぎないようにしていました。
今回、インフレ率2%に達するまで低金利を続けると表明しました。
このコミットメントと金融政策の行動は、人々の予想インフレ率の上昇に働きかけています。
予想インフレ率の上昇は、資産価格の上昇を伴います。
つまり、米国株価には支援材料となると考えています。

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