2020年6月の株主優待のおすすめ人気ランキング
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- すかいらーく(3197)
- 日本マクドナルドホールディングス(2702)
- カゴメ(2811)
- ブロンコビリー(3091)
- ムゲンエステート(3299)
- IBJ(6071)
2020年6月の株主優待を徹底調査!
新型コロナウィルスの発生から株主優待制度を企業として廃止または変更する企業が増えています。しかし、全て廃止されることはなさそうです。今後も日本企業の株主政策の1つとしては残っていきそうです。
すかいらーく(3197)の株主優待
すかいらーくホールディングス(3197)は、ファミレス最大手として「ガスト」「バーミヤン」「夢庵」などを展開しています。株主優待カード狙いです。年間60~70店舗ずつと順調に出店規模を拡大してきたものの、2020年4月から始まった禁煙スペースの拡大、新型コロナウィルスによる自粛と一時閉店のマイナス影響を見極めたいところです。
禁煙スペースについては、ファミレスでの喫煙需要がもともと少なくなっていたことを考えると新型コロナウィルスの影響がメインになってきそうです。5月末からの店舗の稼働状況、人々の外出データの動きを見ると良いです。外出データで言えば、NTTドコモの緊急事態宣言前後における全国主要都市の人口変動分析とITmediaがコラムコンテンツにしていることがありますので参考にして下さい。
最低投資金額 | 株主優待+配当利回り | 株主優待利回り | 配当利回り | 業績 |
17万6200円 | 4.53% | 3.41% | 1.12% | コロナ次第 |
日本マクドナルドホールディングス(2702)の株主優待
日本マクドナルドホールディングス(2702)は、外食企業には珍しく有利子負債が少ないことが特徴的です。もちろん、食事券狙いです。デリバリーやデジタル投資で宅配での利用者を新たに獲得する方向性があります。しかし、宅配のイメージまではないために新型コロナウィルスによるマイナスを埋めるまでは無いと予想しています。
基本的には、割安な水準まで下落した場合の買い戦略が有利と見ています。緊急事態宣言の解除から少しずつ人々の動きが戻ってくる中で好財務から立ち上がりが早い可能性があります。また、自粛が長引いたとしても財務力で支えがあるという点も有利な企業になります。
最低投資金額 | 株主優待+配当利回り | 株主優待利回り | 配当利回り | 業績 |
61万3000円 | 1.23% | 0.54% | 0.69% | 好財務 |
カゴメ(2811)の株主優待
トマト加工品最大手企業として知られるカゴメ(2811)。カゴメ製品の詰め合わせ優待狙いです。新型コロナウィルスをきっかけに在宅ワークが激増したことから、合わせて料理需要が伸びています。この点はポジティブに捉えられます。今後のところで言えば、外食需要をカゴメが奪えている可能性、そして奪取できた顧客を自社の固定購買層にするための施策が成功しているのか失敗しているのかも注目したい点です。
最低投資金額 | 株主優待+配当利回り | 株主優待利回り | 配当利回り | 業績 |
29万7300円 | 2.16% | 0.67% | 1.49% | 料理需要? |
ブロンコビリー(3091)の株主優待
ブロンコビリー(3091)は、郊外型のステーキ・ハンバーグ専門のレストラン。お食事券狙いです。外食セクターとしては珍しく好財務で有利子負債がほぼありません。郊外型ということは、基本は車移動と周辺住民の利用が前提です。電車移動は密のイメージがあるものの、車移動は家庭内と変わらず家族での密でしかないために抵抗感が少ない可能性があります。しかし、一方で製造業の動きも鈍くなったことを考えると大きく業績がマイナスする可能性があります。あえてマイナス要素をさらに取り出すとするならば、宅配がしづらいことです。
しかしながら、自粛するにも立ち上がっていくフェーズでの財務力の高さも両方に倒れてもプラス評価できる点は安心感があります。
最低投資金額 | 株主優待+配当利回り | 株主優待利回り | 配当利回り | 業績 |
25万4500円 | 2.80% | 1.57% | 1.23% | コロナ次第 |
ムゲンエステート(3299)の株主優待
中古不動産の買取と再販のムゲンエステート(3299)。QUOカード狙いではありますが、合わせて配当利回りが高いことが魅力です。もちろんながら配当利回りが高くなっているということは株価が下がった点です。また、1つマイナス評価すべきは不動産企業であるために有利子負債が高い比率を占めていることです。国内での新型コロナウィルスからの復活と景気動向が悪化しすぎていない場合は、タイミング良く買い戦略が刺されば美味しい投資になる可能性があります。
最低投資金額 | 株主優待+配当利回り | 株主優待利回り | 配当利回り | 業績 |
5万3200円 | 6.52% | 1.88% | 4.64% | 減配 |
IBJ(6071)の株主優待
IBJ(6071)は、婚活サイト、結婚相談所の運営の会社です。QUOカード狙いになります。目を引くのは、株主優待利回りが高いことです。婚活市場のそもそもの強みとして人間がいる限り、男女がいて結婚をする点です。今回の新型コロナウィルスで婚期を逃す!と焦りだしている女性の心理が強まっている声は、ネット上でも多く見られます。また、リクルートが運営するゼクシィ等は鉄道の車内広告を出し続けています。立ち上がりで大きく戻す可能性のある事業を運営している点と、財務力のある企業のため、基本は買い戦略で考えたい企業です。
最低投資金額 | 株主優待+配当利回り | 株主優待利回り | 配当利回り | 業績 |
7万7900円 | 9.75% | 8.86% | 0.89% | コロナ次第 |
関連コラム:岡部(5959)株主優待
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