権利付最終日と権利落ち日と権利確定日
株主優待や株主配当金を受け取るためには、株主名簿に記載される必要があります。
株式保有をすべき日に保有していなければ、株主優待や株主配当金はおろか株主名簿にも載りません。
そんなトラブルを防ぐためにも事前に必要なことを抑えて株主権利を獲得していきましょう。
まとめ
- 現物株で買う
- 企業で規定した株数以上の保有をする
- 権利確定日だけは絶対に持ち越す必要がある
- 権利落ち日以降に売却したら株主名簿に載り、株主優待、株主議決権、株主配当が得られる。
株主権利の概要
株主優待、株主配当、株主議決権を獲得するには、株主名簿に記載される必要があります。
株主名簿に記載されるには必要な期日に規定された株数を超える株の保有が必要になります。
現物株での保有が必要になり、信用取引の買い建て玉を保有しても株主名簿には記載されません。
現在の日本株の売買単位は100株からですが、企業ごとに株主優待や配当金の規定は異なります。
必要な株数についてもそれぞれ確認しましょう。
株主優待・株主配当金カレンダー
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
1 | 2 | 3 | ||||
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 |
18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 |
25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
権利付最終売買日・権利落ち日・権利確定日
令和元年2019年8月のカレンダーを使って解説します。
28日⇒権利付最終日
現物株で取引終了時間に保有しなければいけません。
翌日までの株の持ち越しが必要です。
29日⇒権利落ち日
持ち越した株を売っても良い日です。
30日⇒権利確定日