デイトレが実はギャンブルではない話【リスク管理】
デイトレも選択肢に含めたトレード手法の構築をお考えの方々向けです。
たまに、そういう人にノイズが入ってしまうことがあります。
「デイトレはギャンブル」というガセ
例えば、こんな感じのもの。
たまに聞く認識ミスとして「デイトレはギャンブル」という人がいます。
「で?その続きは?」
いつも私は、心の中で思っています。
早い話、まず「デイトレはギャンブル」という主張はガセです。
ちなみに、この主張は投資クラスタでも経済学クラスタでも存在します。
なぜ「デイトレはガセ」というガセネタが生まれたのか?
- その人が短期売買が得意ではない
- 中長期の時間軸でのトレードが得意
- トレードはリスク管理であるということを知らない
- 配当収入を元本に回して複利で増やすことが信条
- すぐ「投資」と「投機」の定義にこだわる謎のカルト化
- リーマンショック等からくる金融業界への憎悪
- 富裕層への憎悪
- 一部の極左暴力集団(公安監視対象者)
完全に明らかにはなりませんが、
いくつかの理由を列挙してみました。
得意か苦手か、または主観か強い主張かカルト化といったところです。
デイトレが得意になってしまっていたら、手を引くべきか?
答えは「NO」です。
あなたは洗練されている可能性があります。
デイトレードで利益を積み重ねてきたのならば、
洗練されていないより、洗練されている可能性の方が高いですよね?
デイトレーダーは、短期の時間軸のリスク管理が抜群にうまいです。
ギャンブルなどではなく「職人技」と呼んだ方が良いです。
もちろん、今後あなたはドコかで挫折するかも知れません。
しかし、それはデイトレが理由なのでしょうか。
もっと他の理由がトレードの失敗理由かも知れませんよ?
ルールを破ったからかも知れません。
睡眠不足だったから不注意なトレードになるからかも知れません。
または、苦手な相場環境なのに無理をして手を出したからかも知れません。
相場心理学入門「ゾーン」でも丁寧に解説してくれていました。
リスク管理に対する向き合い方!
これが最も重要なものだったはずです。
非論理的なデイトレ憎悪はカルト宗教と同じ
- デイトレでも、スイングトレードでも、短期でも、中長期でも、テクニカル分析手法は同じ
- デイトレならばオーバーナイトする必要がないから業績発表や要人発言の急変動に巻き込まれるリスクを下げられる
- そもそもの保有期間が短いためにデイトレはリスクが小さい
「デイトレをギャンブル」と言う人は、上記の変わらぬ事実によって論破できます。
ギャンブルならば、リスクが高い証拠が必要なはずです。
しかし、これら箇条書きで列挙した全てが、
リスクが低い証拠だったり、あるいはリスクを管理しやすい証拠です。
結局デイトレーダーは、どうあるべきか?
- 自分自身と向き合う
- いくつものチャートを見て分析能力を上げていく
- 新しい手法でスタンスを崩さずに取り入れられるものは試してみる
- 休むも相場も実践できているのか
答えは、明確です。
これまでと同じで利益を上げ続ける行動を取るだけです。
株のテクニカル分析の本については、こちらのリンクからどうぞ。
「投資家の心得・相場心理学・メンタルコントロール」の本については、こちらのリンクからどうぞ。
一度「デイトレはギャンブル」と言われて復帰できなさそうなら
一度、デイトレーダーを辞めてしまうのも手ですね。
本当にそれが正しい判断かは分かりませんけど。
ただし、大きな精神的ショック・心理的ショックを受けた状態で、
自分自身の状態を考えずにデイトレに取り組むのは、むしろリスクと考えます。
一時的に相場から離れて、
趣味に没頭してみたり、旅行にでも行くのも良いんじゃないでしょうか。
デイトレーダーとしての心持ち
私は「相場の安定化に貢献している」と言い張れば良い。
そう思っています。
トレーダーがいるのだから、価格安定化にも寄与している。
これは、経済学者でも言える話です。
株価が決まっていくのは、価格が均衡していく様子そのものだからです。
つまり、「デイトレがギャンブル」と言う人は、
経済学的には新古典派以前の思考なのでしょう。