パーク24(4666)の業績推移
(百万円) | 2017年10月期 | 2018年10月期 | 2019年10月期(予想) | 2020年10月期(予想) |
売上高 | 232,956 | 298,517 | 320,000 | 350,000 |
営業利益 | 20,505 | 22,539 | 22,600 | 25,500 |
経常利益 | 20,281 | 22,532 | 23,000 | 25,500 |
当期純利益 | 13,439 | 13,851 | 12,800 | 16,800 |
パーク24(4666)の国内駐車場事業は、2018年10月期には72万台規模となっている。国内駐車場事業の売上構成比率は53%で最も大きな事業になる。
海外駐車場事業は、2018年10月期には64万台規模の駐車場を保有している。2017年1月に「Secure Parking」(オーストラリア、ニュージーランド、英国、マレーシア、シンガポール)、2017年8月に「National Car Parks」(英国)を買収しており、どちらもも新CEOが就任している。海外駐車場事業の売上構成比率は23%となっている。
レンタカーやカーシェアリングを行うモビリティ事業は、2016年から約6000台規模ずつ増加させ5万4593台まで拡大させ売上構成比率の24%程度となっている。
また、今後キャッシュレス決済サービス事業としてタイムズペイを予定している。
1株あたり配当金は70円(2019年は業績予想に基づき配当性向84.7%)を予定している。
日本駐車場開発(2353)の業績推移
(百万円) | 2018年7月期 | 2019年7月期 | 2020年7月期(予想) | 2021年7月期(予想) |
売上高 | 22,771 | 24,381 | 26,000 | 27,700 |
営業利益 | 3,533 | 4,157 | 4,500 | 4,800 |
経常利益 | 3,610 | 4,152 | 4,400 | 4,700 |
当期純利益 | 2,211 | 2,823 | 2,840 | 3,000 |
日本駐車場開発(2353)の駐車場事業は、6万台規模となっている。内訳は、月極直営専用物件が16,805件。時間貸し併用直営物件が21,309件。時間貸しマネジメント物件が22,509件となっている。売上構成比率は57%となっている。
第二の事業柱としてスキー場開発事業がある。長野県内に6スキー場でうち4カ所が白馬エリア。岐阜県内に1スキー場。群馬県内に1スキー場を保有している。直近のウィンターシーズンには、全スキー場の累計来場者数は168万8000人となっている。売上構成比率は27%となっている。
第三の事業柱としてテーマパーク事業がある。100%子会社の日本テーマパーク開発株式会社傘下に藤和那須リゾート株式会社(那須ハイランドパーク)がある。また那須地域の別荘宿泊施設が事業を支えている。売上構成比率は14%となっている。
1株あたり配当金は4.5円(2020年の配当予想)を予定している。
パラカ(4809)の業績推移
(百万円) | 2017年9月期 | 2018年9月期 | 2019年9月期(予想) | 2020年9月期(予想) |
売上高 | 12,689 | 13,670 | 14,200 | 14,900 |
営業利益 | 2,403 | 2,453 | 2,250 | 2,300 |
経常利益 | 2,192 | 1,952 | 2,050 | 2,100 |
当期純利益 | 1,479 | 1,881 | 2,350 | 1,420 |
パラカ(4809)の事業比率で最も大きな面を占めているのは土地賃借型の時間貸し駐車場で24,983台(2018年9月期)となっている。売上構成比率は82%となっている。
自社保有型の時間貸し駐車場にも力を入れており、4,235台(2018年9月期)となっている。売上構成比率は14%となっている。
また、パラカでは土地賃借型、自社保有型、両駐車場とも地方都市への積極的な進出の姿勢を取っている。事業のほぼ全てが駐車場である点は、比較検討される銘柄と違う点として特徴的。
1株あたり配当金は50~55円(2019年9月期の配当予想)を予定している。